もも

■ももの効用■
モモにはショ糖・果糖・ソルビトールなどの糖質や、リンゴ酸・クエン酸などの酸、遊離アミノ酸、カリウム、
食物繊維のペクチン、ビタミンC、ポリフェノール、などの成分がバランス良く含まれています。

リンゴ酸とクエン酸には、食欲増進や疲労回復の効果があります。
カリウムは、血圧を下げる作用があり、高血圧予防、ガン予防に効果的です。
食物繊維のペクチンは、便秘解消、コレステロールを下げる、血糖値の上昇を防ぐなどの作用があります。
ビタミンCが多く、美肌効果、老化防止にも効果があります。
食べた後、口の中に渋味が残るのも、桃を切ってしばらく置いておくと茶色に変色するのはポリフェノールによるもので、
このポリフェノールの効用はよく知られるとおり悪玉コレステロール（LDL）の酸化を抑制し、動脈硬化を予防する効果が
あります。さらに、発がん物質のニトロソアミンの生成を抑制する効果、ヒスタミン放出を抑制することによる
抗アレルギー作用などが期待できるといいます。

より専門的な研究では、桃の果糖中の抽出物は血中の糖分（グルコース）や中性脂肪を吸収・分解する脂肪細胞を
活性化させ、結果として糖尿病や高脂血症の予防効果があることが分かっています。

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